僕はレモネード作る人になりたい。
レモネードは甘くて酸っぱくてとっても美味しい。
夏はキンキンに冷やして飲むと格別だし、冬はホットで芯まで温まるのも良い。
甘めに入れるのもいいし、酸っぱめも体に良さそう。
甘くて酸っぱくて美味しいレモネード。
かわいい制服、かわいい看板、移動販売車も可愛くデコる。
庭先で売るのもいいなと思う。
レモネードを作る人は人の幸せを作ってるんだと思う。
僕の作ったレモネードでみんな笑顔になってくれたらこんなに素晴らしいことは無いと思う。
そして何より原価が低い。
約15%ほどだ。
水物全般に言えるが、ドリンク類の原価は総じて低い。
700円で売ってるタピオカ。アレも原価は50円程度。
内訳はタピオカ5円容器5円ミルクティー40円。
タピオカ大盛り無料の店も多いがそう言うことだ。
さらにドリンクスタンドのいいところは非常にコンパクトな店でいいと言うところにある。
家賃が安く済む。
これが飲食店であれば、席を用意しなければいけないのでスペースが必要だし、回転率と客単価を考えなくてはいけない。
メニューも多いのでオペレーションは複雑で、味も料理人の腕によるところが大きい。(チェーンは均一化されているが)
しかし、ドリンクスタンドはどうだろうか。
ドリンクの味など誰が作ってもそう変わらない。
複雑なオペレーションもいらず、一人でも回せる。
テイクアウト専門にすれば席を用意する必要もないのも嬉しい。
そもそもレモネードスタンドは、アメリカなどの庭先で子供がチャリティーでやる印象も強い。子供にできるのに我々に作れないはずはない。
文化祭とかでやるのもありだ。かなり利益を叩き出せると思う。
家賃が月20万円だとして、
一杯500円、原価15%だとすると75円。一杯につき425円の粗利である。
売り上げ目標が生活するだけなら月40万程度有れば十分か。従業員やアルバイトを最初から雇うのはリスクがあるので、はじめは一人で営業したい。
そうすると月間で1000杯売ると42万5000円の粗利が出る。
休みなしの月間30日営業だとすると、およそ1日あたり33杯。営業時間を8時から19時までの11時間営業で1時間におよそ3杯売ればいい計算になる。
1時間に3杯ならいける気がする。
もちろん、開店準備金や将来への積み立て。仕入れ金や税金なども考えるとそれ以上に稼ぐ必要はあるが、立地と内装、マーケティングをしっかり行えば十分可能な範囲であると思う。
何よりレモネード作って売るのは結構楽そうだ。
だから私はレモネードを作る人になりたい。