きーりぃ日記

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手帳を電子化した話

 

手帳を電子化しました。

 

と言っても無料の手帳アプリをiPhoneに入れただけです。記事の一番下にアプリのリンク貼っておきます。

 

 

手帳嫌い、けど使わないのは損

 

突然ですが、皆さんは既存の手書きの手帳と相性のいいタイプの人間でしょうか?

 

僕は手帳大嫌いです。

元々書字障害気味なので小さいスペースに文字を書くのが非常にストレスかつ字が汚いので読み返せません。メモのつもりが書いただけになります。

 

しかも、一覧性が低いと認識出来なくなりすぐ存在を忘れます。そもそも、手帳を家に忘れたり鞄から出てこなくなってお客さんの前でゴソゴソなんてのもザラです。

 

数年前は結構お堅めの営業マンをしてましたので、スケジュール管理や打ち合わせで手帳は必須。かなり優先順位の高い装備品でした。

 

毎日使い倒してすぐボロボロになるので半年に一回は手帳を買い直してました。買い直す時はよく吟味して自分に合うものを探して買ってました。結局はいつもの決まった物を買うのですが…。

 

あの頃は手帳を使わない仕事がしたいと毎日思ってました。

 

しかし、手帳と知的労働は切っても切れないもの。

 

手帳を使わなくても済む仕事はほぼ肉体労働で、不特定の他人と協力する必要がないものに限られます。使わなくても済む場合もあるかもしれませんが手帳を使うことで効率化でき、精度も上がります。

 

僕は手帳大嫌いですが、これほど人間をサポートしてくれる道具はなかなかありません。使いこなせる人間と使えない人間で生涯全体で見た場合に、達成出来ることや積み上げられるものは天と地ほど変わると思います。

 

手帳はすごい。

手帳を使いこなすのは、現代人の必須級のスキルと思います。

個人的には、「本を読む」「検索して調べる」「知的生産拠点を持つ」に並ぶくらい重要な事と考えます。

 

自分は大嫌いだけど、使わないと大損するくらいの感覚持ってます。手帳使うのオススメですよ。

 

 

手帳の機能を分解する

 

普段手帳を使わない方は「せやけど大学ノートと何が違うねん?」と思うはずです。たしかに同じ紙の束を綴じてるものだし、同じ使い方をすれば同じ効果を発揮します。

 

逆に手帳の使い方をあまり理解してないと、手帳はただの大学ノート、メモ帳、らくがき帳まで成り下がります。

 

これはアプリの手帳にしても同じ事で、使う目的を理解してないと選び方もわからないし、効果を十分に得ることも出来ません。

 

これは自己流の解釈ですが、基本的には3つの役割を持たせて自分をサポートさせます。

 

その役割は、カレンダー機能目的と目標ログの蓄積です。

 

 

カレンダー機能

人間は悲しいことに忘れる生き物です。人との約束や、やるはずだった予定をすっぽかします。これは自分との約束とも言えます。

 

ダブルブッキングや自他問わず約束を破るのは最低です。迷惑をかけたり、自己肯定感の低下にも繋がります。約束をして、実行するのが大事です。

 

カレンダー機能ではその日やらなければいけない事を予定としてpostして行きます。

 

人間はその場の判断処理は得意ですが、記憶したり後で考えるのは苦手です。苦手なことは外付けHDDに覚えておいてもらって、必要な時に随時確認できるようにする方が合理的です。

 

また、自分の行動予定を可視化する事でどんどん行動できるようになります。

 

一覧性が高いと全体の計画を掴みやすくなります。また予定を立てる時に締め切りを予定として突っ込むのも大事ですが、締め切りを守るためにいつ、どのくらいの時間取り組むのかも大事になってきます。

 

 

目的と目標

夢を叶える手帳が一時期流行りました。あれは自己啓発の一種ですが、実際に効果があると思います。

 

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それは、目的を明文化する事とその為に必要な事を分析して細分化できるからです。そして、それを持ち運んでいつも目に入れることも関係してると思います。

 

目的というものはコンパスの針のようなもので、明文化する事で自分がどこに向かいたいのかの軸や方向性をブラさずに進むことができるようになります。

 

目的は理念、信念、方向性なのでどこまで行っても達成する事はないように設定します。具体的に言うと数値を入れずに曖昧にデカい事を書くのが秘訣です。

 

例えば

幸せになる

金持ちになる

極力、楽をして効率的に生きる

 

などなど。

 

正月の新年の目標や「全国制覇」の垂れ幕と同じノリです。

 

これを設定する事で予定も目標も全て目的に引っ張られるようになります。明文化すると人間は自己矛盾を起こさないように行動するようになります。

 

反対に目標をたてる時には必ず、成功か失敗か⚪︎×で判定できるようにしましょう。これも具体的に言うと、数字を入れるのがコツになります。「縄跳びを10回跳ぶ」とかですね。後は単純に行動として達成の成否がわかるようにしましょう。

 

目標はクリアしてなんぼです。どんどん書いてどんどん消していきましょう。その時は達成可能かどうかその場で考えるより書き出しきることに意味があります。

 

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このアプリだと無料で5つまでフォルダが作れるので上のようにフォルダ分けしてみました。

 

一番上に人生の指針として目的を持ってきてます。

 

長期目標はこれくらいの時期にこれ出来てたらいいなぁと言う何となくのやつです。条件が揃ってなかったり、全然見通しが立ってないけど達成したい事をなんとなくの期限をつけて置いてます。

これはいくらでも先延ばしして大丈夫です。彼女もいないのに1年後に結婚とか書いて1年後になったらまた先延ばしにしてOKです。

 

他人に預けている案件は自分の手を離れているプロジェクトなので、その人から返ってきたら即時解決可能に移します。

 

買いたいものリストは思いついたらぶち込んで、お金と相談で買っていきます。時間や努力とは達成するための条件が別ベクトルなので別枠にしてます。

 

即時解決可能は自分がリソースを割けば解決できるすぐに取り掛かれるToDoリストを入れます。

出来ればこのリストに入っているToDoはカレンダーに予定として収まってるのが理想になります。

 

 

ログの蓄積

 

最後にログの蓄積。その日やった行動や感情、気がついたことなどの記録。なんでもいいです。

 

一筆、一言だけでも良いので記録を取りましょう。記録した分だけ確実に進んでます。

 

日記はオススメです。

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僕が入れたアプリは日記を書く機能が入ってるので助かります。カレンダーにも紐付いていて、一覧で時系列順に表示したり、単語で検索したり出来るので見返すのも便利。

 

後はカレンダーの予定表示の一番上にその日の体重とか気分を絵文字で入れて置くと体調の波もわかります。

 

何か偉業を成す人は目的目標と日記を書いてる人が多い気がします。

 

ログとりましょう。

 

 

手帳電子化のメリット、デメリット

 

手帳をアプリにした事でかなりの個人的な問題が解決しました。

 

メリットとしては

  1. 手書きしなくて済む
  2. わざわざ持ち歩かなくて済む
  3. 修正が容易
  4. 手帳を買わなくて済むのでお金がかからない

 

デメリットとしては

  1. フォーマルな商談では使えない
  2. 図は書けない
  3. 使い方がアプリに左右される

 

デメリットは今のところ0です。元々絵は書きませんし、無職なので。アプリも欲しい機能は全部入ってます。むしろメモ機能は邪魔だったので外しました。

 

 

うまく活用して行動量を増やそう

 

兎にも角にもスケジューリングとログを取って相対的に評価する事でどんどん行動量を増やすことができます。AP(アクションポイント)が増えたら目的と目標のたて方を精査して精度を上げていきましょう。

 

神でもデジタルでもどちらでも良いので自分に合うものを試して探してみましょう。アナログが合わない人はデジタルオススメですよ。思った数倍使いやすいです。

 

Googleカレンダーとか昔やってみて合わなかったけど、もっと進化してます。

 

手帳は現代人の武器なのでガンガン使っていきましょう。ここに書いた他にも良い使い方が有れば教えてください。

 

使っているアプリ↓

‎「スマート手帳 - カレンダーのスケジュール手帳(かれんだー)」をApp Storeで