炎上というのはイジメと変わらんと思った。
対処法も含めて。
リアルのいじめというのは強者から弱者に行われるイメージがある。そしてその通りだ。
報復が怖いからである。金を持ってたり、権力があったりする人には通常行われない。
いじめのきっかけは些細なもので、誰でもいじめられる可能性があると言う風に一般的に考えられてるが僕は違うと思う。それはほんの一部で、些細なきっかけや凶暴な性格の人が周りに暴行を加えているケースはあまりなく、いじめられる方に何かあるのが大部分というのが真実じゃないかなと思う。
例えば、世間からズレている、能力的に劣っている、気を遣えない、容姿が特徴的など。社会に適合して生きている人からすれば何か気に触る部分があるんだろう。
もちろん、その人に何かあるから攻撃していいわけではない。
対処法は離れることである。些細なキッカケでいじめが起こっていれば別の環境に行けば簡単にうまくいく。根本的に本人に問題がある場合でも0からのスタートなので今よりいい環境でリスタートできるはずだ。
昔はいじめられたら引きこもってネットの世界に浸かるのが典型的なイメージがあったがネットの社会は現実と比べると大分パーソナルな情報は引き算されている。容姿は関係ないし世間とズレていてもある程度は悟られることはない。だから現実で問題を抱える人でもネットでなら自分の社会を築くことができる可能性が高い。
炎上はネット版のイジメだ。ネット上で失言をした人を多数の人が攻撃する。ここでいう炎上は実名顔出しでリアルの延長線上を叩くものとは違う。匿名を匿名が叩く構図だと思ってもらえればいい。
タレント叩きや、裏学校掲示板みたいなリアルの人を叩くものは一旦置いておく。
ネットでは数が正義である。数はフォロワーや意見の一致のことで、ようは多数決が正義。ほぼ満場一致で反対意見が揃うことにより炎上する。肯定意見で一致したものがバズだと考える。
核としてやはり世間とのズレが争いの種となる。炎上もやはり本人がズレている場合が大半だ。誰か異常に攻撃的な人がいてその人が攻撃してるから乗っかるみたいなことはあまりない。
ネットの方がリアルより匿名なので本音ベースにはなるものの本質は変わらない。一番大きく変わるのはいじめられるターゲットかもしれない。
現実では資本や権力によって守られてる人でもネットではそれはないため簡単に標的になる。また容姿や些細なこと全般は匿名により引き算されているため本音ベースの本質的にヤバい人のケースが多い。
いじめられた場合の対処法はやはり離れることで、ネットを止めればいい。現実で資本やそれなりの立場にいる人や味方がたくさんいる人ならば尚更である。
思うに人生を幸福に過ごす手段は味方をとにかく増やすことである。敵を作ることは構わないが、それに見合った味方は必ず必要である。現実とネットでは性質が違うためどちらかだけでも上手くいけばもう片方はしのいでいれば何とかなったりする。味方がいるからだ。ただし、ネットは止めることができても現実は止めることが出来ないため現実がうまく行くことに越したことはないだろう。ネットで味方をたくさん作っておいて、現実はやり過ごしてうまくいかなければリセットでも割といい人生を過ごせると思う。両方うまくいけば最高だ。
両方うまくいかない人も居ると思う。人間は動物で幼稚なので、いじめるな、いじめる側が悪い何とかしろというのは現実問題として無理があるように思う。集団、社会である限りイジメという異物を弾くシステムは存在してしまう。
厳しいができる範囲で何とかやってくしかない。福祉フル活用で誰にも会わずに孤独にやっていくか、気の合う人を何とか見つけて出会いそこで社会を築いていくしかないと思う。
本当にいじめを無くしたいと思うなら不快を感じてもみんなが我慢することだ。不快を感じても攻撃しないことだ。学校のクラス単位では実現できるかもしれないけどネットでは無理かもしれない。規模が大きければ大きいほど全員が我慢することが難しくなるのでネットの小さいコミュニティが一番いじめが起きにくいかもしれない。