目指すという時点でマイナスハンデを負っているのではないか。
本来目指すという行為は、ゴールつまり目標を決めることではない。目指すというのはあくまで進むべき方向性を決めるものでそこに到達することは一生涯ありえないのだ。
ゴール、目標というものは達成できるように設定するもので簡単に言えば○か×かで判断できる。数値ノルマがあってそこを超えているかどうかがわかる。このように作られたものだ。
何かのゲームのプロを目指すと言う人は多い。でも、何か趣旨がズレてるような違和感を感じる。
プロゲーマーなんて職種はちょっと前までなかった。
今大物プロゲーマーと呼ばれてる人たちはただただゲームが好きで気がついたら食えるようになってただけなのではないだろうか。
よし、ゲームで食っていくぞ。
そんなことを口にするような人は多分どうやってゲームで稼ぐか想像もついてないのではないだろうか。
どこからがプロなのか。ある特定のゲームがべらぼうにうまければ。お金が少しでも稼げれば。毎月企業からお金が入れば。食っていけるようになれば。
一円稼ぐのはちょっと頭をひねれば稼げる。ジャンケン勝ったら10円とかね。
いくら稼げば見たいな目標を立てていくのはいいと思う。
でもプロかプロじゃないかは曖昧なのだ。
学校の試験のようなものじゃない。何点取れれば合格みたいなものはない。
もし仮にそのようなものであったとしても、それは苦痛を伴う。資格の勉強がつまんなかったり、営業がキツいのもノルマが罰ゲーム的に働いているからだ。
これはフィーリングなんだけど夢のある創造的な職業は試験的であってはならない気がする。
プロを目指すというのは表現が良くないと思う。
あくまで〇〇を達成するを続けていく。
楽しんで継続してもっと高いノルマに挑戦する。
目の前のことに集中する。
それを続けた人だけが本物になる。
周りの人がこの人はプロだと認めるようになる。
プロとは目指すものではなく、周りに認めてもらうものだと思うのです。