シンプルに一言。
もらった分だけ、お金を払いなさい。
これで絶対失敗しない。
要はこれ、無料分のメリットを受け取って、作者に払いたい分だけ追加で購入するということ。
実質的な話、無料でもらった分に対してお金を払っているのだから中身がどんだけカスでも元は取れているってわけ。
簡単でしょ。
商材的に、本に近い有料ノートは中身を見れない。中身のコンテンツが商品だから。
人は中身が分からないものは基本的に買おうとしないから、もし全く知らない人の商品を買おうとする時はよっぽど商品の中身が必要な時である。
必然的に、求めている中身のクオリティのハードルは上がるため、ハードルをくぐる羽目になる場合は多くなる。
そういう誰が書いたかではなく、中身を当てにする買い物の場合は本を買うといい。
本は出版社を通して編集されているため出版されている時点である程度の中身は担保されている。
もしくは、口コミをしっかりと見る。しかし、ネットの世界は現実世界と違う場合が多い。
嘘を嘘と見抜けない人は難しい。
レビューは業者だったり、サブ垢だったりで販売を促すために仕組まれた高評価のものであることも多い。そうでなかったとしても、演出の仕方によってよく見えるものだ。
こういう商品を売る場合には正攻法がある。
まずはじめに、商品を作る。
売れない。
中身の問題ではなく、販売者の信頼がないことが根本の原因であると思う。
最近のトレンドでは小手先のテクニックで口コミを集めたり、都合のいい数字を並び立てて立派に見せたり、購入期限を設けたり、段階的に値上げをして購入を促す。
これで中身がしっかりしたものであればいいのだが、軟弱なコンテンツであれば化けの皮が剥がれて購入者の不幸を招き、詐欺師呼ばわりされるわけである。
あーあ。
昔からの商売人であれば、信頼を上げるためには実績を作ることが重要であると考える。
見せかけの数字ではない、商売人とそれぞれのお客さんとの間で作り上げる信頼である。
そのために、ネットの世界ではまず、無料コンテンツを作り込む必要がある。
この人の売っているものであれば信頼出来る、私にとってメリットがあると思えるかどうかその判断をお客さん自身に任せるのである。
まあ、無料コンテンツに溢れている現代では、それだけでは勝てないのも確かではあるが。
無料でもいらないよ、ゴミを投げるなこのやろうというやつである。
ようするにコンテンツ販売業において、無料コンテンツを作り込めないレベルの人間からものを買うべきではない。
自分の信頼を金に変える商売であることを本業の人は理解しているはずだ。
それができないのはまだまだ、レベルが達していない証拠で露天商のようにちゃんとした店を構えていないのと同じである。
安物買いの銭失い。
コンテンツ商売において、しっかりとリサーチせずに買うことは安物外である。
自分の時間をリサーチに費やさずに買う方にも責任がある。
結局ネットリテラシーが高い人間はうまく使い、低い人間が騙されるのだろうか。