精神論的な話になるんですけど。
現代人って怪我とかすることめちゃくちゃ少ない。
ちょっと前までは、普通に肉体労働が主流で、武道とかやるのが当たり前みたいなのがあったと思うんだけど、最近はスポーツすらやらない子が多いし、体罰、パワハラもないし、スポーツで痛い思いをすることもあんまりないよね。
別に、それがいいとかいうことは全くないんだけど、事実として体に対しての痛みを感じる機会が少なすぎる気がする。
老化に伴う関節痛とか、突発的な交通事故での怪我とかは抜きとして。
日常的に身体的な痛みを伴うことを行ってる人あんまりいないんじゃないかな。
それに対して心の痛み、精神的苦痛を伴う機会は生活の安定、インターネットの発展によってばちこり増えてきてると思う。
俺の考えとしては、そりゃ精神やられる人間増えるよなと。
だって、本来人間というか生き物って普通に生きていれば肉体的苦痛の方が精神的苦痛より多くなるはずじゃん。
逆転してる上にどんどん解離して行ってるわけで。
ライフワークバランスじゃないけど、苦痛バランスみたいなのってあるんじゃないかなと思う。
同じ精神的苦痛を受けるにしても、ある程度肉体的苦痛慣れしてる人の方が精神が狂いにくいみたいな。
素人考えだから知らんけど。
もちろん、不必要な苦痛を遠ざけるに越したことないというかある意味人生のテーマだとおもうんだけど、目標を達成するにあたってノーペインで済むってことは現実問題ありえないわけで。
狩して食って寝る
畑耕して食って寝る
安定性はないけど、長くやってきた生活スタイルの方が、精神衛生上いい気がする。
俺は男だから、立場上、男の味方をするけど現代の職場は女性社会やと思う。そういうところが比率として大きくなってきてる。
男社会っていうのは狩りをするための社会ね。
リーダーがいて逆らうやつは殺す、つまり縦社会。
弱いやつは弱いやつなりの仕事をする。
女社会は村社会。
基地とか子供を守る社会。
弱いメスを輪から弾く。
それも、男衆には合ってない気がする。
大企業なんかそんな気がする。
責任をなすりつけ合ってうやむやにする。
ベンチャーなんかはワントップで社長が全部責任とると思う。
そうすると現代の男の生き方は3つ。
トップ(リーダー、経営者)になるか。
トップの犬になるか。
女になるか。
話がズレたが、単純に肉体労働や武道によって痛みを受けている人間は、体が鍛えられていることの裏返しでもある。
筋肉や運動をすると男性ホルモンのテストステロンが出て、男らしくなり、精神的に病みにくくなる作用が出るのもあるんだろう。
武道は心を鍛えるというがまさにその通りだ。
もし、精神的にタフになりたいと思うので有れば、日常の中に肉体的痛みを取り入れつつ、体を鍛えるのは有効だと思う。
もちろん、わざわざ怪我をしろとか、痛い思いをしろと言っているわけではなく、あくまで自分の興味のあるフィジカル的な分野を生活に取り入れるということだ。
強くなるための習い事でもいいし、見た目を良くする筋トレでも、レジャーアウトドアなどの趣味的楽しみ、仕事を肉体労働に変えるとかなんでもいい。
そうすることで、ある程度の精神的負荷をプレッシャー、良いストレスとして受け取れるようになるかもしれない。
拷問みたいな巨大なストレスには誰も耐えられないけれども。というか、そういうものからは逃げるに限る。