きーりぃ日記

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プレイヤーの価値とは何か。

 

東京生まれ、HIPHOP育ち、携帯のCMソングといえば仲間由紀恵の恋のダウンロードの奴、大体同世代。

 

どうも、keeleyです。

 

今回はプレイヤーとしての価値について考えていきます。

 

 ゲームだけじゃなくて、全ての物事について言えるんですが、自分は価値のある人間なんだ。なんらかの能力、もしくは才能が秘められていていずれ何者かになるんだ。

 

と言うやつ。

 

まあ、若い頃にありがちでそうやって育ってくるから仕方ないですよね。

特に優秀な人間に多い気がします。

 

そういう将来性の前借りをするような考えはかなり危ないと思うんですよね。

 

自分も長いことこのパターンの人間でした。社会に出てからだんだんと変わりました。

プレイヤーの価値とは何か。もっと踏み込めば人間の価値とは何か。

 

これについて2つの軸を理解し続けて持つとうまくいくよって話をします。

 

人間の価値は他人の評価で変わる。

はい、悲しいけどこれが現実です。

 

貴方がどれだけ才能があろうがなかろうが他人の評価次第です。他人があの人は才能があると認識していれば才能があることになるし、才能がないといえば才能がないことになります。

 

エーーー。って思いましたか?

だとしたら僕と同じですね。

 

だって自分には才能があると思ってましたもん。人がとやかく言おうが自分には才能があっていつかは周りも気がつき始めると思ってましたもん。

 

例えば才能ってやつは、数値化できて100がマックスだとしたら自分は90くらい持っててまだ成長途中だから誰も評価してくれないだけ。いつかは花開くと思ってましたもん。

 

それ才能の前借り。

 

才能っていうのはやり続けた結果の周りの評価。あの人は才能があった。あの人は才能がなかった。結果なんですよ。終わった後の評価。

 

しかも、割と相対的なやつ。周りのレベルが低ければ神童になれます。

オリンピックだって100年前の選手より、近年の選手の方が圧倒的に記録はいいよね。

 

数学だって300年前や紀元前に比べると最先端の研究をしている。

 

でもオイラーアルキメデスは今じゃ凡人かと言われるとそんなことはなく天才ですよね。

 

数値に依存しないんです。数値っていうのは能力ね。

レベル50のこれできますか?できます。じゃあ貴方の能力はレベル50です。

 

じゃあ年に1回50のクオリティで仕事する人と毎日30クオリティで仕事する人どっちが才能ありますか。

 

 

答えはわからないです。だって評価する人によるから。

毎日30欲しい人とたまにでいいから50が欲しい人、人によってどっちが価値があるか変わります。価値のあるなしの判断はレッテルであって評価者によって変わるものです。

 

今回のプレイヤーの価値を考えた時には評価者は自分じゃありません。

自分で自分を評価する。自己肯定やメンタル上必要なことではありますが、今回は他人がレッテルばりします。

 

自分がいくら価値があると思っていてもそれは独りよがりですよね。他人の役に立って評価されて初めて価値が生まれ、その積み重ねが才能の判断基準になります。

 

あくまで現時点の評価にこだわる。

次に才能の前借りはやめましょうということ。

 

俺はいつか偉くなる。今は下積みだけど将来性があるんだ。

そんな不確定の話をするのは恥ずかしいことです。

 

今できること、つまり現時点のできることを使って、他人にどれだけの価値を提供できているか。

 

これ以外に評価するポイントはありません。

 

今と向き合いましょう。

 

実績が足りなければ、日々の積み重ね。

より価値が高まるような見せ方、伝え方の研究。

実行ができなければ工夫や根本的な能力の底上げが必要になります。

 

才能の前借り、他人の評価、信頼の前借りはできません。

前借りしてしまうと焦りや現実からの頭皮につながります。

 

今に向き合ってコツコツやってくしかないのです。

 

価値のプレイヤーになるためには。才能を認められるには。

周りの人の役に立ってください。

 

実は能力のあるなしは一つの要素でしかありません。

大会で優勝した数も一つの要素でしかない。

 

もちろん、勝つことはゲームを続けていく上でのモチベーションを上げるために必要なことかもしれません。

勝ち星を上げることも、能力を上げることも否定はしません。必要なことだと思います。

 

けど、勝った!俺は強い!という結果だけ出し続けるプレイヤーよりも、弱くても人を楽しませたり人に憧れを持たせるようなプレイヤーの方が圧倒的に価値があると思います。

 

そんなプレイヤーを目指してみてはどうでしょうか?

 

「いや、お前は思っている。自分は特別な存在だと思っている。自分には大きな可能性が残されていて、いつかは自分は何者かになるとどこかで思っている。俺はお前のことが嫌いでも憎いわけでもない、事実を事実として言う。お前は特別でも何でも無い。何かを成し遂げることはないし、何者にもならない」

 

小説 狭小邸宅 より引用