もう記事描き続けてから4年以上経って、かなりの記事数を公開してきた。
ここで一つの問題が浮上する。
過去記事が読まれない。
新しい記事をバズらせるロジックはこないだ書いた通りでそれである程度の拡散が出来るので悪くないアクセス数を出すことができる。
しかしそれでは、新しい記事を書き続けることでしかblogに人を呼び続けられないし、新しく読者になってくれた人も古い記事を読めないことによって価値観、知識の共有をその時点からスタートさせなければならない。
これは理想とはかなり離れている。
それを解決するために今回思いつきで実装したのがbotを使ったアーカイブを作ることである。
過去記事への導線がないのが原因
なぜ過去記事が読まれないのか。それは過去記事へのアクセスする導線がないからである。
Twitterは瞬間の拡散力が極めて高いツールだ。
反面、過去のツイートはツイートした瞬間からすぐに失速し始める。
紙ヒコーキみたいなものだ。
投げるとすぐに落下してしまう。
落ちた紙ヒコーキは誰にも見られない。
RTをもらう事は落ちた紙ヒコーキを他人に拾ってもらってまた投げてもらう感じだ。
また、自分で拾ってまた投げるのも読んでもらうためには必要である。
しかし、誰も興味がなくなると永遠に地に落ちたままになる。
どうしたら紙ヒコーキをこの後もみんなに見てもらえるだろうか?
方法は3つ
方法は3つある。
一つめは他の紙ヒコーキにくくりつける方法。
次に掲示板にして展示する方法。
最後に投げ続け、飛ばし続ける方法。
他の紙ヒコーキにくくりつける方法は、新しい記事にリンクを挿入したり、ツイートにぶら下げたりして関連づけを行う方法だ。
でも、属性が合わないと導線として機能しない。
誘導を細かく仕込めるのは優れているが。
掲示板にして展示する方法。
今までの過去記事を一覧化してまとめておく方法だ。そのまとめページさえ見れば読みたい記事を一覧から探すことができる。
続きものであるならvol.1から順に読める利点もある。
ただこのやり方にもいくつか欠点がある。
あまりに大きな掲示板は見にくいし、検索が出来ない。
そして掲示板まで足を運ぶのは面倒くさいのである。人間は面倒くさい事はやらない。
そこで今回目を付けたのが投げ続け飛ばし続ける方法だ。
自分でやるのはしんどい
じゃ、自動化しよう。
Twitterのbotの機能は色々あるがランダム自動ツイートというのがある。
決まった時間毎に登録したツイートからランダムで投稿してくれる便利機能だ。
今回はこれを使うとする。
使うのはbotbird。ざっと調べた感じ使えそうなのはこれだけだった。
今使っているアカウントは雑談が多いので投稿してもすぐに流れてしまう。
なら別垢にすれば記事だけ投稿できるので、同時に一覧化もできるんじゃね?と閃いた。
しかも、わざわざ掲示板に足を運ぶ必要はない。下にスクロールして、視線を落とせばそこに過去記事が詰まってる。
記事は基本的に続き物ではなく、単発なのも都合がいい。
実装
新しい垢作った。
botで6時間毎にランダムで登録しておいた記事を投稿するようにした。
あとは記事を片っ端から登録していくだけ。
botで新作のツイートして本垢でRTすればある程度既存フォロワーの流入は狙える。
新作でも過去作でもbotで拡散されれば自動的にそちらにフォロワーが溜まっていくようになるだろう。
新規フォロワーに1日4回記事を流せて、下にスクロールすればさらに掘れるので勝手に読んでもらうことができる。それで価値観が合ってくれば最初からある程度理解してくれるフォロワーになってくれる可能性もある。
完全な自動化の完成。あとは運用して問題を確認するだけである。結果はしばらくしないとわからないがいい結果になると期待している。
デメリット
アカウントを分けるので、フォロワーが分散する。
いちいち手入れをしないといけないのが面倒くさい。
最後にbotが受けいられるかがわからない。
人が運用するよりも、1日4回自動で記事を投げるマシーンの方が受けいられるという事はおそらくなさそうだ。
でも、受け入れてくれる人も少なからずいると思うのでしばらくやってみて改善していこうと思う。